Pixelbook Goは買う価値があるのか?

2019年グーグル新製品発表会でPixelbook Goが登場した。ハードウエアの形状は斬新で今でもほしいという印象を受けた。価格も下位モデルIntel CPU M3版で$649で魅力的な価格帯になっている。

Pixelbookは以前から1台はほしいと思っていた。今までのPixelbookは10万円以上であまりにも高価であった。10万円以上を支払うならばWindows パソコンを購入するという感じであったから、買わなかった。

今回は、ちょっと高いと感じるぐらいの価格帯のPixelbookであったので購入するかどうかを検討してみた。 

pixelbook go

Google Pixelbook Goの購入を検討する上で考慮した点

私のChromebook所有と使用用途

現在、私は2台のChromebookを所有している。最初に購入したChromebookは、ASUS Chromebook Flip C302C (12.5inchサイズ)である。Intel CPU M36世代を搭載して非常にバランスが取れたスペックになっていた。

2台目はHP Chromebook X360 14インチでバッテリー駆動時間が13.5時間、Intel CPU i3、14インチサイズ、価格が$449という点が気に入って衝動買いした。重量が1.65キロと重いのが難点であるが仕事で使う上で問題はない。

1台目は1.25キロと軽いので週末の筋トレ帰りのカフェで使っている。2台目は平日の仕事でリュックに入れて持ち出している。バックアップ機としての3台目をC302CにしてC302Cに代わる新しいChromebookを探している。Pixelbook Goを3台目として魅力を感じている。

もう一台Chromebookがほしい

本来ならばChromebookが2台あれば仕事上何も問題がない。Windowsパソコンも3台ほど所有しているのだが、何故かChromebookがもう一台ほしい。Chromebookが3台あればもうChromebookはいらない。最後の3台目のChromebook探しであるので本当に満足するスペックのChromebookがほしいと思っている。

そこで登場したのがPixelbook Goである。Intel CPU M3、i5、i7とラインナップがある。価格帯としては、M3の下位モデルが対象になる。Main Memoryも8G標準装備である。

Pixelbook Goは私の購入候補になるのかどうか?

まず、価格帯として手が届きそうな価格であり、年末にかけてクリスマスセールスなどでもっと安くなる可能性がある。Intel CPU M3の下位モデルでも十分なパフォーマンスが期待できる。ハードウエアの形状も持ちやすく1キロの重さも魅力的である。

ただ、幾つかの点で私が求める3台目のChromebookとして失望する点がある。私がChromebookを購入するときに考慮する点から検討してみた。

Chromebookを購入するときに考慮すべき点

  1. バッテリー駆動時間:12時間では短い。最低でも15時間以上はほしい
  2. CPUパワーとメインメモリー:問題なし
  3. タッチパネルと画面サイズ、画質品質:問題なし
  4. 重さとサイズ:1キロの重さと13.3インチのサイズはちょうど良い
  5. 耐久性:問題なし
  6. USB Type A対応(普通のUSB)とType C:Type-Aに非対応、問題あり
  7. Micro SD対応:非対応、問題あり

 

結論 

Pixelbook Goは3つの点で私が3代目として購入するChromebook候補ではないことがわかった。

  1. バッテリー駆動時間が約12時間なのだが私は15時間以上の駆動するChromebookを求めている。
  2. CPUがIntel 8世代で古い。本来ならば10世代CPUでないと時代遅れになる。
  3. USB Type AとMicro SDに非対応

バッテリー駆動時間が約12時間というのは実際の駆動時間が約10時間ぐらいであることが予想できる。2台目として購入したHP Chromebook X360 14はバッテリー駆動時間が13.5時間である。これを考えるとバッテリー駆動時間は短すぎる。

Intel CPU M3が搭載されている下位モデルPixelbook Goの価格が$649。HP Chromebook X360 14は$449で購入した。$200の差を考えると新しいChromebookとしての魅力が失せる。

外部メモリーストレージとしてUSB Type-AとMicroSDが使えないのは利便性の面で問題がある。私は、プライベートなデータをGoogle Driveに置かないようにしている。いつも、MicroSDカードに直接ダウンロードしている。

このメリットは、Chromebookを工場出荷状態にするパワーウオッシュ時にデータを失わないようにできる。

Pixelbook Goは昨年発表され、販売されていたSlateというChrome OSタブレットをChromebook化したとしか見えない。新鮮味がスペック面で失せている。今回は、こんな結論でGoogle Pixelbook Goの購入を止めにした。