レノボ Chromebook Plus Gen 10(14型 MediaTek搭載モデル)を買うメリットとデメリット

先日、ヨドバシカメラオンラインストアで7月下旬に販売される最新Lenovo Chromebook Plus 14を注文予約した。金額は11万5000円ぐらい。通常のChromebookは価格で10万円を超えることはない。

Lenovo Chromebook Plus 14

lenovoChromebookPlus14

これまでChromebook端末を6台所有している。昨年の12月にASUS Chromebook Plus CX54を12万円ぐらいで購入している。この製品は米国アマゾンから個人輸入した。レノボ Chromebook Plus Gen 10(14型 MediaTek搭載モデル)は機能面全てで最高級である。

私の不満は駆動時間数が10時間以下であることであった。今回購入したレノボ Chromebook Plus Gen 10(14型 MediaTek搭載モデル)は17時間稼働する。GoogleのAI機能にはあまり関心がない。

所有する6台のChromebookのうち2台はバッテリ駆動時間4時間ぐらいになり、バッテリーを交換するか、パソコンを破棄するかの状態になっている。Chromebookも年数が経つとバッテリーがイカれてくる。5年以上経過するとタッチパネル不良になったり、タッチパッドの感度が落ちたりする。所詮、消耗品である。

どうせ買うならば、高級・高機能Chromebook Plusが良い

 

既に米国から個人輸入して使用しているユーザーもいる。出来るならば、私のそうしたかったが金額が同じぐらいなので手続きの煩わしさから逃げるために国内で販売されるモデルにした。主なスペックは、

  1. Main Memory 16GB
  2. 内蔵記録メモリー 256GB
  3. 14.0型 WUXGA OLED (有機ELディスプレイ) (1920x1200ドット、最大10.74億色、16:10) 
  4. タッチパネル あり
  5. 指紋センサー あり
  6. キーボードライト あり
  7. 本体質量 約1.26Kg

メリット:レノボ Chromebook Plus Gen 10 14型 MediaTek搭載モデル

レノボ Chromebook Plus Gen 10(14型 MediaTek搭載モデル)をご検討とのこと、承知いたしました。このChromebookを購入するメリットについて、いくつかご紹介します。

1. Chromebook Plusの恩恵

「Chromebook Plus」という名称は、Googleが定めた一定の性能基準(プロセッサ、RAM、ストレージ、ディスプレイなど)を満たしていることを示します。これにより、従来のChromebookよりも高いパフォーマンスと、より充実した機能が期待できます。

具体的には、以下のようなメリットがあります。

  • 快適な動作: より多くのタブを開いたり、複数のアプリを同時に使ったりしても、動作がスムーズです。
  • 強化されたビデオ会議: 高品質なウェブカメラとAIによるノイズキャンセリング機能により、オンラインミーティングが快適になります。
  • 充実した写真・動画編集機能: Googleフォトの強化された編集ツールや、Webベースの画像編集ソフト(例: Adobe Express)がより快適に利用できます。
  • オフライン機能の強化: Googleドライブのファイルをオフラインでよりスムーズに利用できます。

2. MediaTekプロセッサのメリット

  • 優れた省電力性: MediaTek製プロセッサは、QualcommのSnapdragonなどと同様にARMベースのアーキテクチャを採用していることが多く、高い省電力性能を誇ります。これにより、バッテリー駆動時間が長くなる傾向があります。外出先での利用や、電源がない場所での作業が多い場合に大きなメリットとなります。
  • 発熱の抑制: 消費電力が少ないため、デバイス自体の発熱も抑えられ、ファンレス設計になっていることも多いです。静かで快適な使用感につながります。
  • コストパフォーマンス: 同程度の性能を持つIntel製プロセッサ搭載モデルと比較して、価格が抑えられる傾向があります。

3. 14型ディスプレイのメリット

  • 作業スペースの確保: 14型は、文書作成やウェブブラウジング、動画視聴など、日常的なタスクをこなすのに十分な広さを提供します。複数のウィンドウを並べて作業する際も、13型以下よりも快適です。
  • 携帯性と視認性のバランス: 15型以上のモデルに比べて持ち運びやすく、一方で13型以下のモデルよりも画面が大きく見やすい、という良いバランスを持っています。

4. Chromebook全般のメリット

Chromebook Plusであることに加えて、Chromebookが持つ一般的なメリットも享受できます。

  • 高速起動: 電源を入れてからすぐに使用できるため、ストレスがありません。
  • 高いセキュリティ: OSが自動的に最新の状態に保たれ、サンドボックス化された環境で動作するため、ウイルス感染のリスクが低いと言われています。
  • シンプルで直感的な操作性: Googleアカウントでログインするだけで利用でき、PCに不慣れな方でも簡単に使いこなせます。
  • クラウド連携: Googleドライブなどのクラウドサービスとの連携が非常にスムーズで、どこからでも自分のデータにアクセスできます。
  • Androidアプリの利用: Google PlayストアからAndroidアプリをダウンロードして利用できます(対応状況による)。

まとめ

Lenovo Chromebook Plus Gen 10 (14型 MediaTek) は、Chromebook Plusの高い性能基準、MediaTekプロセッサによるバッテリー持続時間の長さとコストパフォーマンス、そして14型ディスプレイの作業性と携帯性のバランスが魅力です。主にウェブベースの作業、オンライン学習、エンターテイメント用途で、快適かつ安心して使えるPCを探している方には、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

レノボ Chromebook Plus Gen 10(14型 MediaTek搭載モデル)は多くのメリットがある一方で、購入を控えるべき理由もいくつか存在します。あなたの使い方によっては、これらの点がデメリットになり得ますので、確認してみましょう。

 

ディメリット

1. ソフトウェアの互換性(特にWindows/macOS用アプリ)

ChromebookはChrome OSを搭載しており、主にウェブベースのアプリ、Androidアプリ、そしてLinuxアプリ(開発者モードで利用可能)が動作します。

  • 特定のデスクトップアプリが使えない: WindowsやmacOSでしか動作しない専門的なソフトウェア(例えば、Adobe Photoshopのフル機能版、AutoCAD、特定のCAD/CAMソフトウェア、高度な動画編集ソフトウェア、ゲーム開発ツールなど)が必要な場合、Chromebookでは動作しません。代替のWebアプリやAndroidアプリで代用できることもありますが、機能が限定的である場合があります。
  • オフラインでの作業制限: クラウドベースのOSであるため、インターネット接続がないと利用できる機能やアプリが大きく制限されることがあります。Googleドキュメントなど一部のアプリはオフラインでも利用できますが、常にオンライン環境があるわけではない場合は不便を感じる可能性があります。
  • Androidアプリの最適化不足: すべてのAndroidアプリがChromebookの大画面やキーボード、マウスに最適化されているわけではありません。スマートフォンやタブレットでの使用を前提としたアプリでは、表示や操作に違和感がある場合があります。

2. MediaTekプロセッサの特性によるもの

MediaTek Kompanio Ultraプロセッサは高性能なARMベースのチップですが、一部の利用シーンではIntelやAMDの高性能チップに劣る可能性があります。

  • 重い処理の限界: 高度な3Dゲーム、大規模なデータ処理、複雑なプログラミングのコンパイルなど、CPUやGPUに非常に高い負荷がかかる作業には、やはりIntel Core i7/i9やAMD Ryzen 7/9などのハイエンドプロセッサを搭載したWindows PCの方が適しています。MediaTekチップは「普段使い」での快適性を重視しています。
  • Linuxアプリの互換性: Linuxアプリを実行できるのはChromebookの大きな利点ですが、ARMベースのプロセッサであるため、すべてのLinuxアプリがARMアーキテクチャに対応しているわけではありません。特定の開発環境やツールを使いたい場合に、互換性の問題に直面する可能性があります。

3. ハードウェアに関する懸念点(モデルによる可能性あり)

  • USBポートの制限: レビューによっては、USB Type-CポートがUSB 3.2 Gen 1(5Gbps)に制限されていると指摘されています。これにより、高速な外部ストレージやThunderboltドックを最大限に活用できない可能性があります。複数の4K外部ディスプレイを単一のポートやドックで駆動させたい場合などは、性能不足を感じるかもしれません。
  • 音質: 一部のユーザーレビューでは、搭載されている4つのスピーカーの音質が期待ほどではない、Dolby Atmosの設定が不足している、音量が十分に大きくないといった声も上がっています。高品質なオーディオ体験を重視する場合、外部スピーカーやヘッドホンが必要になるかもしれません。
  • キーボードのバックライト調整: キーボードバックライトの明るさ調整ができないという指摘もあります。暗い場所での使用時に、明るさが固定されていると不便に感じるかもしれません。
  • 本体重量とサイズ: 「Pixelbook Go」のような超軽量モデルと比較すると、やや重く、大きいと感じる可能性があります。携帯性を極限まで追求する場合には、より小型軽量なモデルが選択肢になるかもしれません。
  • ビルドクオリティの個人差: ごく一部のユーザーから、キーボードデッキにわずかなしなり(フレックス)があるという声もあります。これは個体差や感じ方の問題ですが、気になる場合は実機を確認することをお勧めします。

4. Chromebook全般の考慮点

  • ストレージ容量: Chromebookはクラウドストレージを前提としているため、内蔵ストレージはWindows PCに比べて少なめに設定されていることが多いです(ただし、Chromebook Plusモデルは最低128GBと比較的余裕があります)。大量のファイルをローカルに保存したい場合は、外部ストレージの利用が前提となります。
  • 買い替えサイクル: Chromebookの自動アップデート有効期限(AUE)は、モデルによって異なりますが、およそ10年間と定められています。この期間を過ぎると、セキュリティアップデートや新機能の提供が停止されるため、長期的な利用を計画している場合は注意が必要です。

まとめ

Lenovo Chromebook Plus Gen 10(14型 MediaTek)は、ウェブブラウジング、文書作成、動画視聴、オンライン会議、AI機能の利用といった一般的な用途や軽度な作業であれば非常に快適に使える素晴らしいChromebookです。特にバッテリー持ちの良さや静音性は魅力的です。

しかし、特定のWindows/macOS向けソフトウェアが必須な場合、非常に重い処理(本格的な動画編集、3Dモデリング、大規模な開発作業など)を行う場合、Thunderboltのような高速なポートを必要とする場合には、別の種類のPC(WindowsやmacOS搭載の高性能なノートPC)を検討すべきでしょう。

 

私が購入した理由(ヨドバシカメラに予約注文中)

今まで購入したChromebookの性能に満足をしていなかった。一番気になっていたのがバッテリー駆動時間である。外出先で1日中Chromebookを使うためACアダプターがないとバッテリーが切れてしまう。今回購入するChromebook Plus 14 は駆動時間が17時間である。これでリュックの中にACアダプターを持ち込むことがなくなる。

私の持病である緑内障の悪化でパソコンが使えなくなる日がいつかやってくる。そうなる前に満足が行くChromebookで仕事をしたい。ヨドバシカメラで購入した理由はポイントである。1万1500ポイントがもらえるのでその分割安になる。これをLenovoオンラインストアで購入するとそんな割安感はない。そのうえ配送料が無料である。

高級なChromebook Plus 14を買う人は既にChromebookユーザーである場合が多い。

結論

Lenovo Chromebook Plus Gen 10(14型 MediaTek)の訴求力は17時間駆動できるバッテリー時間である。私が購入する理由がそれ。