Lenovo Chromebook Plus 14 Gen 10(14型 MediaTek搭載モデル)の使用体験

ヨドバシカメラに注文していたChromebook Plusが届いた。今までに購入したChromebookの中で一番高価なモデルで高性能である。Windows 11のパソコンではなく、GoogleのChrome OS搭載パソコンになる。私の仕事はインターネットビジネスであるのでChromebookは最適な端末になる。ネット端末として役に立つ。

すでにChromebookを使っているユーザーであれば、Chromebookの良さと利便性がわかっているはず。Windows OSは複雑で普通のユーザーにとって分かり難い。システムソフトのアップデイトが頻繁にありそのたびに無駄な時間が取られる。Chrome OSのアップデイトは1分もかからないで終わる。

ハードウエアの故障で使えなくなったら、すぐに新しいChromebookを買えばもとの仕事環境で継続ができる。Windows OSのパソコンではそんなに簡単に元の仕事環境に戻せない。

そんなChrome OSの良さを最大限に活かすChromebookがLenovo Chromebook Plus 14 Gen 10になる。このモデルならば、仕事の効率を改善する。AI機能も提供されている。私の場合はAI機能がなくても仕事ができるのであまり気にしていない。AI機能はまだ発展途上である。どんどん機能が向上する。

ノートブックパソコンは重量、バッテリー駆動時間、見栄え、利便性の視点で評価される。特にバッテリー駆動時間と重量を皆が気にする。

Lenovo Chromebook Plus 14 Gen 10(MediaTek搭載)の使用体験

 

スマホがGoogle Pixelであると簡単にChromebook Plusの環境設定を自動的に行える。スマホのGoogleアカウントでChromebook Plusを設定してしまう。私の場合、仕事では別Googleアカウントを使用しているので通常の設定方法で環境設定を行った。私が通常使用している環境に設定を終えるまでにかかった時間は5分間ぐらいである。Windows 11パソコンであったら、30分以上かかるかもしれない。

バッテリー駆動時間 17時間は嘘ではない

残りバッテリー容量が65%で使用可能な時間は10時間になっている。タリーズコーヒーのお店で2時間以上Youtubeの音楽を聞きなら作業をしているがバッテリー駆動時間の残量を気にする必要がなくなった。いつものChromebookならば午後にはACアダプターで充電をしなければ、終日使えない。バッテリー駆動時間が長いモデルは本当に良い。

タッチパネルと指紋認証 便利な機能

タッチパネル機能と指紋認証があるモデルは高価のモデルに限られる。価格的に8万円以上の機種になる。Chromebook製造メーカーによっては12万円モデルでもタッチパネル機能をつけないで販売している。

タッチパネル画面があるパソコンは自分の指で操作ができる。キーボードに慣れていない人ならば、タッチパネル機能は役に立つ。

指紋認証機能はChromebookがスリープ状態にあるとき、再度ログインをする手間を省いてくれる。セキュリティを要求するアプリやウエブサイトでも認証を指紋で行うことで余計な手間を省く。この意味でパソコンの指紋認証はこれから必須になると思う。便利であると同時にセキュリティを強化できる。

キータッチとタッチパッド 良い感じ

Keyタッチは少し硬めである。これは好みに依存する。私はこのぐらいの硬めのキータッチが良い。タッチパッドもスムーズで違和感はない。安いChromebookであると、例えば、Lenovo Chromebook IdeaPad Flex 3i Gen8 12.2インチ インテル® プロセッサー N100搭載 モデルのタッチパッドはプラスティック製でセンサーの感度と範囲が良くない。そのため、タッチパッドが使いにくい。

Lenovo Chromebook Plus 14 Gen 10(14型 MediaTek搭載モデル)のタッチパッドは品質が良い。スムーズでガラス、センサー感度も良い。

CPU処理速度 快適な反応

プロセッサー
MediaTek Kompanio Ultra 910 プロセッサー

NPU
MediaTek NPU 890(最大50TOPS)

性能を判断するうえで数値比較があるが、ユーザーにとって数値よりも反応スピードである。動画ストリーミングや音楽を使いながら仕事をして何も支障がない反応スピードであれば、問題がない。仕事をするうえで快適に使えている。

気になる点

インターフェイスの数がこれだけで少ない感じ

  1. マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
  2. USB3.2 Gen 1 Type-C(DisplayPort出力機能付き、Powerdelivery対応)
  3. USB3.2 Gen 1 Type-C(DisplayPort出力機能付き、Powerdelivery対応)
  4. USB3.2 Gen 1

液晶ディスプレイがグレア(光沢あり)であるため、ビジネス用途で長時間使用すると目が疲れやすい。

一部のユーザーが喜ぶ点

  • 14.0型 WUXGA OLED (有機ELディスプレイ) (1920x1200ドット
  • 最大10.74億色、16:10)
  • マルチタッチ対応(10点)

重さ 約 1.26kg 

結論

求めていた機能を提供してくれるLenovo Chromebook Plus 14 Gen 10(14型 MediaTek搭載モデル)は11万1520円(税込み)で高かったが、高いだけに機能と品質を感じられる。特にバッテリー駆動時間が17時間である点が一番魅力的である。

タッチパネルと指紋認証機能は利便性を高める。今まで購入したChromebookはすべてバッテリー駆動時間が1日使用できなかった。何か一つ欠けていた。全ての機能において満足が行く機能と性能を提供してくれる。

メモリー量量も16G、SSDも256Gで十分過ぎる。長期間使用する機種として後悔しない。今までのChromebookの売りは安いパソコンであったが、仕事で使用するうえでは物足りなかった。これからChromebookを購入するならば、価格で選ばないで長期間使用する上で支障がない機能で判断すべきである。