2018年10月9日(米国New York時間)午前10時に#MadeByGoogleイベントが開催され、新しいGoogle Hardware製品が発表された。私が注目したのは、Google Chrome OS Tablet "Slate"である。主なスペックと価格は、こんな感じだ。
- Celeron 4GB/32GB $599
- Core m3 8GB/64GB $799
- Core i5 8GB/128GB $999
- Core i7 16GB/256GB $1599
コストパフォーマンスと使用用途で魅力度が変わる
私のニーズでは買いたいと思う気にならない!
現在、ASUS Chromebook Flip C302Cを使用している。主にこのサイトや他のサイトのブログ記事を書くために使っている。6世代のM3 CPUでOctane 21000ぐらいのパフォーマンスだ。ブログを書く上では何も問題がないほど快適だ。一つ望む事は、Main Memoryが4Gであることだ。今は、8Gのメモリーが欲しい気持ちだ。
Google Slateを快適に使うならば、
- Core m3 8GB/64GB $799
- Core i5 8GB/128GB $999
ぐらいのスペックが必要だと思う。Celeron CPUで4Gは、ウエブサーフィン用途では良いが実務では支障が出るような印象がある。私としては、お勧めしない。
キーボードは、別売である。$199だそうだ。Core M3モデルにキーボードを足すと$1000ぐらいになる。$1000出費して買うだけの価値が本当にあるのだろうか。Google製品はプレミアム的な価格だ。私の用途では、タブレット端末に1000ドルも出すニーズが無い。タブレットは、既に持っている。ASUS ZenTab 3 8.0で3万円で買った。超薄いキーボードも2000円ぐらいで買って使っている。
タブレット端末は、もっぱらウエブビューアーでしかない。ブログを書くにしてもちょっと中途半端な感じがする。仕事でブログを書くならば、Chromebook Pixel 3(Code Name Atlas)が発表されるのを待つほうが良い。
Google Tablet Slateは、マイクロソフトのSurface ProやAppleのiPad Proに対抗するための戦力商品でしかない。ボリュームゾーンの消費者が飛びつくような魅力は価格的に湧き起こらない。
1000ドル支払うならば、Acer Chromebook Spin 13のCore 7 8世代CPUと16Gメモリー搭載機を買うだろう。
タブレットにキーボードを付けて使うならば、普通の2-in-1のChromebookが一番使い易い。タブレットでないとできない使用用途があり、プレミアムの製品を使いたい方にはSlateは良いかもしれない。
この記事「Google Chrome OS Tablet "Slate"は魅力的か、価格高か?」のポイントは
- Googleが新しいChrome OS Tablet Slateを発表した。価格的に割高感がある。私のニーズを満たしてくれる製品ではないのでわくわくするような興奮はなかった。
- 8世代インテルCore CPUが搭載されているが、実務用途で使うならば、Core i3かi5のどちらかだろう。メモリーは8Gあれば十分だ。
- Google Tablet Slateは、マイクロソフトのSurface ProやAppleのiPad Proに対抗するための戦力商品でしかない。